韓国留学日記 番外編?

2004年9月11日(土)? 旅立ち。



明日から待ちに待った一人旅だ。
俺はようやく自由になった。
26年(日本の歳)かけて、ついに自由を手にしたんだ!

昨日から布団の中でこんな事を考えていたため、
今日は、すがすがしい気分で目が覚めた。
ただ朝だと思ったら昼だった。
慌てて下宿を出た。^^;;;;;

江南の高速バスターミナルに到着。
韓国に来てから初めてここに来たが、思ったよりもずっと大きい。
すばらしい。そして綺麗だ。
なんか韓国っぽくない。

今まで、「1人旅をしよう!」と思っていたが、
よく考えると、バスターミナルに着いた今現在も、

行き先が決まっていない、、、


こんな状況であった。
せめて友達に面白そうな場所でも聞いておけばよかったと後悔した。
まあ、ここは韓国。なんとかなるさ!

この安易な考えが後に大変な目に遭うとは考えもしなかった。

さすがに焦って、天安(천안)在住の南国情緒さんに電話をした。

「あの〜、今日これから会えませんか?」

最初の返事はやはり、「はっ?これからですか?」であった。
まあ当然か。こういう約束のしかたをするとは、
俺も韓国に染まりつつあるということか?(-_-;
今日は大事な用事があるようで、会うことはできなかったが、
貴重な情報を頂いた。

どうやら今日の夕方から韓国では、
大雨洪水警報がでているとのことだった。--;;;
まあいいや。きっとなんとかなるさ、、、

今回の旅で唯一人と会う予定があった。
以前からmail交換していた友達と会う約束をしていたのだ。
2年程前からmail交換をしていたわけだが、一度も会った事がないのである。
明日(9/12)、清州(청주)で会うことになっていた。

今日は昼過ぎに起きたため、
他の場所に行ってもあまり観光はできなそうだ。
ということで、本日清州に行くことにした。
どちらかというと、綿密に計画を練る俺にしてはありえないことだ。
環境が変わると人も変わるっていうのは本当かもしれない、、、

バスに乗ると、満席であった。週末だからか?
自分の席を探すと、一番後ろの一段高い席だった。
どう考えても、安全係数の高い席ではなかった。
そして、バスの中にはトイレもなかった。
やや不安が頭をよぎる。(-_-)

ついに出発である。^^
高速道路は一般の車で渋滞していたが、
バス専用レーンのおかげでスムーズに走れた。(^▽^)v

高速道路に入った頃から、激しい雨が降ってきた。
暗雲立ち込める景色の中、バスは清州へと向かった。




2004年9月11日(土)? そして、絶望へ、、、



清州の市外バスターミナルに到着。
予報(大雨洪水警報)通り、雨が激しく降っている。
まあ、いいや。人生こんなもんだ。(-_-)
友達に電話をかけたが、どうやら電源が入っていないようだ。
嫌な予感がする、、、(-_-;;
市内中心地へ行きたいのであるが、地図がないため、

今、俺は清州のどこにいるのかさえ分からない。

地図を求めて歩くこと1時間。→ 失敗。

再度、電話をかけたが、やはりつながらない、、、--;;;;;;;
虚ろな目で、さまよっていると、
「カンボジア地雷撤去」の募金活動をしている人を発見した。
チャンスである!
ソウルでもしばしば見たが、俺の経験上、彼らのほとんどが日本人である。
なにより、募金活動をするくらいだから、
俺みたいに親切な人が多そうである。

聞いてみると、やはり日本人であった。^^

いろいろ情報を教えてもらった結果、
どうやらバスターミナル横にある「Dream Plus」というデパートが、
清州では一番大きいようだ。
ただ市中心地はチハサンガ(지하상가)という場所らしい。
市内バスで移動のようだ。
お礼に30won募金した。

なんとかバスに乗ったが、外がだんだん暗くなってきた。--;;
夜の闇の中、
見知らぬ土地にいるというのは正直怖い。
自分がアジアの雑踏に飲み込まれていきそうだ。

チハサンガに到着したが、小さなデパートがあるだけだった。
少し歩いたが、特にこれといったものはなし。
疲れだけが体に残る。
電話も通じず。

仕方なく、市外バスターミナルまで戻る。
結局、近くの「モーテル」に泊まることにした。
さっきから30分おきに電話をしているが、
全くつながらない。(=_=;)
約束は明日であるが、せめて電話にはでられるだろう!と、
韓国人不振が加速度的に憎悪した。

もはや1人で楽しもうと思い、荷物を置いて、
「Dream Plus」に行くことにした。
「映画を観ろ!」と、疲れた頭は無理難題な指令を出してくる。

トゥッキ(듣기、Listening)に自信がなくても、
イルキ(읽기、Writing)はなんとかなると思い、
「エイリアンVSプレデター」というB級映画に決めた。
最悪、映像だけでもなんとかなると思ったからだ。

チケットは6000won(約600円)と安かった。
ここの映画館は10つの劇場があるのが売りのようだった。
チケットに書いてある「10番」の劇場を探したが、なかった。
っていうか、4・5・6・7・8・9番しかないのである。
係りの人に聞くと、一度外に出て、隣のビルに行くように言われた。
行ってみると、1・2番劇場しか見つからず、観ることが出来なかった。

俺はB級映画すら見ることが出来ないのか、、、
_| ̄|○
俺は更にヘコんでいった。

降りしきる雨の中、目の前を通り過ぎる人やバスを見ながら、
もう別の場所に行こうかなと、今後の予定を考えた。
清州には何ひとつ良い思い出がないけど、
今は旅を続けることが大事なんだ、と自分に言いきかせた。

ただ、こいつらは俺が今まで大切にしてきたもの(約束事や気配り等)を、
軽んじているような気がした。
俺が日本の感覚で物事を考え過ぎているからか?
秋学期が終わったら日本に帰ろう!と心に決めた。





2004年9月11日(土)? 希望。



韓国に対して見切りをつけていた頃、突然1通のmailが届いた。
なんと、音信不通となっていた友人からではないか、、、
話を聞いたところ、どうやらバッテリーが切れていたようだ。
まあ、俺が今日突然来たのにも問題があったのだが、、、

これから俺に会いに来てくれるとのこと。^^
急に視界が開けてきた!
疲れもどこへ行ったのか、とたんに体が軽くなった。

『前にも書いたが、彼女(은애)とはインターネットで知り合った仲である。
2年程前からmail交換を始め、現在まで続いている。
浪人生であるが、今年こそは希望の大学に合格してほしいと思う。
日本語は簡単な挨拶ができる程度。』 ←アップ時に追加。

なんとか待ち合わせの場所で会うことが出来た。^^
以前から電話でも話をしていたが、会うのは初めてであるため、
なんか変な感じがする。^^;;
お互いにほとんど分かっているからだ。

簡単に挨拶して、近くのcafeで話し込む。
会話の内容がほとんど聞き取れたことが、自分でも驚いた。
約1時間、お互いに言いたい事を言い合った。
最高だ!
現地の韓国人とこんなに話し込めるなんて、、、
これこそ俺が韓国でしたかったことなんだと確信した。

受験勉強で忙しいが、以前から約束していたため、
明日は俺のために丸一日空けておいてくれたようだ。
感謝、感謝である。^^


今日一日でいろいろな事があったけど、
最後は良い終わり方をしたから、良しとしよう。(^^;
明日は楽しい一日になりそうだ。






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