韓国留学日記 番外編A

2004年12月17日(金)@ 麗水。



朝9時に起きて、ノポドン(노포동)にある市外バスターミナルへ。
今日はとにかく西へ向かう予定であり、いろいろ迷ったが、
ちょうど麗水(ヨス、여수)行きのバスがあったので、行ってみることにした。
たったこれだけの理由である。^^;;

麗水に関して、全く情報がなかったため、
バスの中から友達にメールを送り、聞いてみた。

安東に行く際に、メールでいろいろと役立つ情報を得てから、
移動時には必ずメールを出すようにしていた。

数分後、ガンガン返信が来た!
しかし意外にも、「よく分からない」という内容が多かった。

これでは、麗水でも苦戦しそうだ、、、

早くも雲行きがあやしくなってきた。--;

しかし、最近仲良くなった友達から確かな情報をゲットした。

どうやら麗水で有名な所は、以下の3ヶ所のようだ。

・梧桐島
(オドンド、오동도)
・向日庵(
ヒャンイルアン、향일암
突山公園(トルサンコンウォン、돌산공원)


しかし、こいつ、全てが言いたい放題だ、、、(-_-;;

「私が教えてあげたんだから、写真を撮ってこい!

一瞬、「どうしたんだ?」と思ったが、1つだけ心当たりがあった。

酒である。
--;;

この友達は、酔うと猟奇的な彼女(엽기적인 그녀)になるのである。
しかも相当な、、、--;;

そして、彼女から5分後に「確認」の電話あり。--;;;;;

明らかに酔っている。(=_=;)
しかも怖え〜

って、おい!まだ昼だぞ!

一体どんな生活してんだ?--;;

快適な韓国生活を送るために、写真を撮って来る事を約束した。_| ̄|○



3時間後に麗水の市外バスターミナルに到着。
外へ出ると、建物が結構あった。
しかし、観光地から離れていることが判明。

そのため、市内バスで移動する必要があったのだが、
俺の経験上、田舎の市内バスはなかなか難しいのだ。
そして、一番の解決策は運転手に聞くことだということも分かっていた。

市内バスで麗水駅の近くまで行き、そこから
梧桐島まで歩くことにした。
重い荷物を持ちながら、歩いたため、すげ〜つらい、、、
しかも、麗水は暑かった。--;;;;
今日はコートなんか必要なさそうだ、、、
かなりの量の汗をかきながら、ようやく
梧桐島入口に到着。--;;;;

とにかく荷物を置こうと、近くのモーテルに入った。
30000won(約3000円)と料金はいつも通り。

しかし、客が俺一人しかいないらしく、
全ての部屋のドアが開きっぱなしになっていた。

廊下を歩く時、怪奇現象を見ているようで、ちょっと不気味だった。


近くの食堂で昼食を済ませ、
さっそく梧桐島に行ってみることにした。


この麗水では、一体どんな事が俺を待っているのだろうか?

心地良い潮風が吹く中、晴れ渡った空を見上げた。






2004年12月17日(金)A 港町。




梧桐島入口までは歩いて5分の距離だった。
そしてこの入口に観光案内所があった。
やはり有名な観光地のようだ。^^

観光案内所で向日庵への行き方等を詳しく聞いた。

どうやらすぐ近くにバス停があり、
そこから
向日庵行きのバスがでているようだった。
出発時間をチェックして、
梧桐島へ急いだ。

この
梧桐島まで、入口から長い防波堤が続いており、
徒歩10分程度かかった。
長い防波堤をドンペク列車というのが走っていたのだが、
せっかくなので歩いて行くことにした。
このドンペク列車(동백열차)は「椿列車」とでも訳すのだろうか?
この
梧桐島は椿(동백꽃)が有名なため、そこから名付けたようだ。

さっそく、いろいろな植物を見られる散歩コースを歩いてみることにした。







南国っぽい雰囲気。^^

豊富な植物。鳥のさえずり。
全てがすばらしい、、、

そして急な階段を下りていくと、パッと視界が開け、海が見えた。
この旅で、こんなに近くで海を見たのは初めてだ。^^




船の汽笛が聞こえ、いかにも港町といった雰囲気。

1時間程かけて、ゆっくりと散歩コースを楽しんだ。

その他に、観光植物園もあったのだが、
そういう所が苦手な俺は、遠慮させてもらった。^^;;

外は明るく、夜景を見るにはまだ時間があった。
そのため、
向日庵へ行ってみることにした。
バスの出発が4時40分で、約1時間かかることから、
時間的にはちょっと微妙だった。

しかし、暗くなるまで、見るものも、やることもなかったため、
積極的に動いてみることにしたのだ。

動いてみれば、何か新しい発見があるのではないかと思ったからだ。

バスに乗って、しばらくすると、盆地のような場所にでた。
3、4階建てくらいの小さなビルが密集しており、
いわゆる「繁華街」として賑わっていた。
田舎の繁華街というのは当然規模が小さいのだが、
なぜか、このこじんまりとした雰囲気が気に入った。^^

麗水駅前はあんなに散々としていたのだが、、、(-_-;

韓国という国は、日本と違って、

駅前が中心部ではない
ということを改めて認識した。

そこから更に5分程行くと、

突山
大橋(トルサンテキョ、돌산대교)が見えた。
どうやらこのすぐ横にある高台が
突山公園のようだ。

向日庵からの帰りに寄れるように場所を頭に叩き込んだ。
一度通った道を必ず覚えていられることが、
唯一、人に自慢できる特技なのだ。

やはり、いろいろと動いてみるものだ。^^
それなりの収穫は必ずあるのだから。

その後はとにかく田舎道を延々と走った。
たまに漁村がいくつか点在しており、見応えは十分にあった。
しかも1時間車窓からの景色を楽しめて、750won(約75円)なのだ。
なんて安上がりな旅なんだ。^^

正直、もうこれだけで十分な気さえした。

1時間が経った頃、ようやく
向日庵近くのバス停に到着した。
しかし、すでに日も沈み、真っ暗だった。(=_=;)

ここも有名な観光地なのか、モーテル等の宿泊施設がいくつもあった。
キムチも有名らしく、お土産屋が並んでいた。

急な坂を上っていくと、
向日庵の入口が見えた。
入場券を買おうと思ったが、発券所が思いっきり閉まっていた。
しかし、門や扉等がないため、行こうと思えば行けそうだった。
ただ、
向日庵に着いても、この暗さでは何も見えないことが
分かっていたため、仕方なく市内へ戻ることにした。

正直、俺はこの暗さにビビっていた。

やはり、一人旅の天敵は闇ではないかと思う。

まあ、見られたら良いな〜くらいの気持ちで来たため、
気分的に落ち込むことはなかった。
ここへ来る途中の道や観光スポットも覚えられたし、
積極的に動いて正解だったと思う。
明日、ゆっくりと見学することにしよう。^^

またバスに1時間程揺られれば、

突山
公園の夜景が俺を待っているはずだ。

さびれたバスに乗った客はもちろん俺1人だった。
運転手と話をしながら、麗水市内へ向かった。

この時点では、麗水へ来た俺の感想はまだまだ微妙だった。

この先、俺を待っているもの。
もちろん、この時の俺には予想もつかなかったのだが、、、





2004年12月17日(金)B 偶然というもの。




突山大橋(トルサンテキョ)近くのバス停で降りた。
この
突山大橋は観光名所として麗水をあげて売り出しているようだ。
なるほど。綺麗にライトアップされている。
しかも、一定時間毎に、ライトが白やピンクに変わる仕組みになっている。




突山大橋(トルサンテキョ、돌산대교)。

非常に綺麗だ。^^
しかし、時間がまだ7時半くらいだったのだが、
観光客は俺以外には誰もいなかった。--;;

苦戦しながらも、何枚か写真を撮ることに成功。( ̄^ ̄)
この後、
突山公園(トルサンコンウォン)へ。
突山公園はこの突山大橋の横にある高台に位置しているのだが、
歩いて行くと、10分近くかかった。

暗闇の中、たまに人とすれ違うのだが、結構怖い。(^_^;
今日もかなりの距離を歩いているので、足も限界に近づいている。--;;;
やばい、、、つりそうだ、、、、--;;

坂を上ると、ライトアップされた像が見えた。



いかにも港町である麗水といった感じ。^^

突山
大橋が見えるほうに行ってみた。

ベンチが置いてあり、ここからの夜景がメインのようだった。




突山
公園から見た突山大橋。




突山
公園から見た夜景。

人も少なく、十分に雰囲気を堪能できた。^^
ここはなかなかお勧めできる所かもしれない。

ただ俺のデジカメでは夜景を撮るのがつらかった。^^;;;;

麗水市内中心部へ向かうことにした。
坂を下り、近くのバス停で待っていると、闇の中、
向こうから4、5人の集団がこっちへ歩いてくるのが見えた。

しかもこっちを見ながら、
どんどん俺のほうに近づいてくるではないか、、、--;;

彼等 「lhvか:hw}EjfEc」

NOC 「ん?」 (・_・;

話しかけられた、、、 (( ;゜д゜))アワワワワ

しかも何を言ってんのか、分からない、、、--;;

最初は暗闇でよく分からなかったのだが、
彼等は韓国人ではなく、東南アジア系のようだ。

勇気をだして、俺の下手な英語で話をしてみると、

どうやら彼等はインドネシアから来たらしい。

ボートに乗って、アジア各国を旅しており、
2日前から韓国で生活しているようだ。

バスで繁華街まで行こうと思ったが、韓国語が分からないため、
どのバスに乗ればいいのか俺に聞こうとしたようだ。

たしかに、韓国語が分からない人にとって、
田舎のバスに乗るというのは至難の業かもしれない。

俺も韓国に来て、2ヶ月が過ぎた頃、事前にかなり調べてから、
バスに乗ったのを思い出した。
しかも路線図が分かりやすいソウルである。

そして、韓国語の勉強を始めたせいなのかは分からないが、
俺の英語の実力が極端に落ちていたのには驚いた。

簡単な旅行会話程度なら問題なかったのだが、、、(=_=;)

まあ、ヒアリングはある程度できたと思うので助かった。

その後、夜の麗水の市場を歩く、
日本人(俺)と5人のインドネシア人の姿があった。

なんだこれ?

韓国のこんな田舎で、この光景。
韓国人の目にはどのように映ったのだろうか?

市場内をあちこち一緒に歩いたが、
明日の早朝に、
彼等は別の場所に行かなければならないため、別れることになった。

一緒に酒でも飲んだらもっと面白かったのにな〜

特に「アリ」という青年と気が合い、たくさんの話をした。
恋人はいるのかとか、この先どこに行く予定なのか、
そして故郷の話等について話し合ったのだ。

短い時間であったが、いい奴らだっただけに、別れがつらかった。
今後の航海も無事であってほしいものだ。




麗水 西市場にて。
右から2番目が「アリ」。


彼等と別れた後、市場の横にある繁華街に向かった。
こじんまりとした雰囲気がなぜか気に入った。




繁華街の中心部に位置するカフェでこの日記を書いている。

今日もいろいろと動き回り、たくさんの体験ができた。
短い時間であったが、彼等との出会いは生涯忘れることがないだろう。
彼等と会うことは、恐らくもうない。
とにかく10代の彼等には今後も貴重な体験をしてほしいと思う。
そして機会があれば、日本にも来てほしい。

なんか今日もいろいろ観光したけど、彼等のおかげで、
どんな観光地を見るよりも、有意義な時間を過ごせた気がする。

俺が
無鉄砲にも向日庵へ行き、
あの時間にバス停にいなかったら彼等とは会えなかったし、
彼等も「たまたま」あの場所にいたに違いない。

今回の出会いが偶然なのか必然なのかは分からないが、
今後もこのような出会いを大切にしていきたいと思う。

旅だけでなく、日常生活の中でも、
このような出会いがたくさんあるに違いないのだ。

とにかく今日は後半に良い事が重なり、
楽しい時間を過ごすことができた。
実に良い日だ。^^


ただ、ひとつ気になることを見つけた。
何気なく観光案内所でもらったガイドを見ていたのだが、
どうやら
向日庵には夜明け前に行かなければならなそうだ。
昼頃に、ゆっくりと行こうと思っていたのに、、、 (ーー;;)

その理由も含めて、ガイドの説明文を載せておきます。


향 일암(ヒャンイル庵)

太陽に向いている寺という意味であり、
韓国の4大観音祈祷所のひとつ。

南海の日の出は天下絶景である。



ってことは、日の出前に行かなければ、、、(-_-;;

早く寝ないと、、、ㄴ(^
_^;)ㄱ







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