韓国留学日記 番外編A

2004年12月20日(月) あとがき。



1週間ぶりに新村へ戻ってくると、せわしく車が走り、
街を歩くと、人が溢れていた。
更に、流行の曲が流れており、都会の活気を感じた。

ここにはタクシーさえ通らない場所はなく、
「人がいる場所」にいつでも行くことができるため、安心できるのだ。
命の危険を感じることはまずない。
そう。「平和」なのだ。



新村(신촌)


日記には書かなかったが、今回の旅では相当な会話力が要求された。
正直、3ヶ月前の俺の実力では厳しかったと思うし、
苦労やそれを乗り越えた時の喜びは、
「今の俺」だからこそ実感できたのではないかと思う。
もし、3ヵ月後に同じ旅をしていたら、
なんてことはない平和な旅になっていたかもしれないからだ。

振り返ってみると、今回の旅は、
今までの韓国への思い出に触れた旅にもなったし、
新たな発見・出会いにも恵まれた。
もう一度行ってみたい場所もたくさんあるが、
もう二度と行けない場所のほうが多い気もする。

そう考えると複雑な気分であるが、
得ることのほうが遥かに大きいため、やはり旅はやめられない。

自分の力・成長を確認する意味でも、旅は実にすばらしいものだ。
もちろん語学だけでなく、人間的にも成長する自分を見ることができる。

数年後、韓国での一人旅を思い出した時、
きっと、おかしくて笑ってしまうに違いない。

残りの留学生活も少なくなったが、今後もそんな思い出を作れればと思う。

またこのソウルで、すばらしい仲間と共に最高の留学生活を送ろうと思う。


日も落ちて周囲はすでに暗くなっている。
安東にいた時のように空を見上げると、わずかであるが星が見える。
しかし、
当然ながら、あの時のような輝きはない。

再び、あの満点の星空を見たくなった時は、旅に出ようと思う。
そう心に誓い帰途に着いた。



番外編2 完







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