韓国留学日記


2005年1月15日(土) 異文化B



一番つらい時の俺を支えてくれたのは、
間違いなく、語学堂の仲間や仲の良い韓国人であった。

1月12日の日記で登場した友達はアメリカへの留学経験があり、
いろいろと留学に関するアドバイスをしてくれた。
印象に残っている言葉は、

「つらくても、今帰ると必ず後悔しますよ。」

この一言がやたら記憶に残っており、
当時の俺を最も勇気付けた言葉だと確信している。

そして、そんな俺にやさしくしてくれた韓国人も、
日本への留学経験者であった。

一生感謝しなければならない友人ができたのだ。


ストレスの溜まった主な原因は韓国語であったが、
もちろん、それだけではあんな状況になるはずがない。

他にもいろいろとイラつく状況があったのだ。
街を歩けば、やたら人がぶつかってくるし、
横断歩道を渡ろうとしても、横断歩道上のバスが邪魔で通れない等、
日本でも「A型」で有名だった俺には耐えられない事が多かった。
もちろん、それ以上に、まだ日記に書けないような最悪な事もあった。
それは後日、じっくりと紹介したいのだが、、、^^;;;

そして11月頃の俺は、常に韓国人のマナーを見ては、
「あれがダメ」、「これがダメ」だと言っていた気がする。

ある日、俺は韓国をどうしたいのか?と冷静に考えるようになった。
正直、韓国には直したほうがいいところもある。
しかし、俺は韓国を良くしに来たわけではなく、
韓国という国を体験しに来たのだ。
気が付くと、俺は韓国に対して、
無意識に日本と同じ環境を求めていたのだ。

そう冷静に考えるようになると、不思議とこの環境に慣れてきた。
あんなにイラついていたことも、
最近では、思わず笑ってしまうようになった。

韓国語も、一人旅(番外編2参照)から帰ってくると、
いつの間にか、自然に耳に入ってくるようになっていた。

またその頃に掲示板に張ってあった「EXCHANGE募集」の紙を見て、
連絡してきた人達の中に気の合う韓国人がたくさんいた。

ようやく、少しずつであるが、

自分の目の前に、道が開けてきた気がした。


(To Be Continued)


【お知らせ】
次回、「異文化シリーズ」感動の最終回です。
m(_ _)m




2005年1月16日(日) 異文化C



韓国語もある程度のレベルになり、良い友達も増えたのは、
韓国に来てから実に半年が過ぎた頃であった。

将棋やチェスで例えるなら、ようやく駒が揃った感じである。
あとはその駒をどのように動かすのかはその人次第である。


高速道路の路肩にある屋台等、

まだまだ理解に苦しむことも数多くあるが、
この韓国生活は、日本にいては決して体験できることではないのだ。

今後もこの韓国という国で、様々な体験が出来ればと思う。

きっと、それはこの先の自分にとって、
かけがえのない財産になるはずだから、、、



【あとがき】
この異文化シリーズは、今まで俺が書いた日記の中では、

まさに異色の日記である。

日記には感じた事をありのままに書いていこうと思ったが、
せっかくこの留学日記を読みに来てくれた人達に対して、
俺のグチを言っていたら、それこそ失礼じゃないかと考えていた。

韓国で生活している限り、日記のネタに困ることはないのだから、
なるべく明るい(?)話題にしようと心掛けていた。

ただ、留学は楽しいことばかりではないということも含めて、
少しだけ「本当の韓国」を知ってもらいたかった。

もちろん俺はまだ半年ちょっとしか韓国にいないので、
実際のところ、この国が俺の考えているものとは、
もっと違うのかもしれないが、
「留学生の視点」で、今後も韓国を紹介できればと思っている。




2005年1月18日(火) 管理体制。 



今月6日に韓国に戻ってきたが、
銀行通帳(カードも)と外国人登録証を忘れてきた俺は、

明らかに苦戦していた。(-_-;;

実家から送ってもらうことにしたが、問題は「送り先」である。
ハスク?
俺、ハスクにはほとんどいないし、、、
それに、あの金に汚い管理人は信用できないし、、、
以前に、韓国人から荷物を送ってもらった時も問題があったのだ。

ということで、「語学堂」に送ってもらうことにした。

送ってもらってから気が付いたのだが、
延世語学堂は郵便物の管理は非常にずさんである。
もちろん他の語学堂は行った事もないので分からないが、、、

事務員に荷物について聞いてみると、

「そこの棚になかったらないよ!」

こんな答えが返ってきた。--;

で、その棚なんですけど、一応写真撮ってきました。




なんだこれ?
誰でも勝手に持っていけんじゃね〜の?

俺はまだ韓国という国をなめてました。

そう。ここは韓国。
日本人の常識なんか一切通用しないんですね。_| ̄|○

8日(土)の朝に実家(茨城)からEMSで送ってもらったため、
遅くても、12日(水)には着くはずだった。
が、14日(金)になっても到着しなかったのだ。
注:EMS:国際スピード郵便物。

中身が中身なだけに、さすがにビビってきた。--;;

16日(日)にはインターネットのEMS追跡サービスで調べてみた。

すると、10日(月)の昼頃、すでに到着していることが分かった。

って、俺の通帳とカードはどこに行ったんだ?
注:万が一のために、外国人登録証は一緒に送らなかった。

この状況って結構ヤバイかも、、、(=_=;)

韓国の銀行も結構ずさんだから、、、--;;;

夜遅い時間だったが、知り合いの韓国人に頼んで、
俺の銀行口座を一時的に止めてもらった。
困っている俺のために、積極的に動いてくれたのだ。
最近の俺は本当に「人」に恵まれている気がする。


ったく、あの事務員達は何やってんだよ!

明日、事務室でブチキレてやろう!と心に決めた。


翌日。決戦の日。

NOC  「あの〜NOCですが、荷物が届いてないんですが、、、」
事務員「そこに入ってなかったら、まだ来てないですよ。」

またか、、、(-_-;
ひょっとして、この返事はマニュアル化されてるのか?

NOC  「先週の月曜日に着いているはずなんですよ!」
事務員「EMSですか?」
NOC  「はい。インターネットで調べましたので!」
事務員「あ、そうですか?」
NOC  「はい。」
事務員「・・・・」

さて、、、キレるとするか、、、(ノ-_-)ノ ~┻━┻
















【オチ】
棚に4つ扉がついているんですが、右上の所に入ってました。
すっげ〜小さい文字で「Asia」って書いてありました。
一番下の段は大きい荷物専用とのことです。

あれ?
俺が聞いた時、ここ(一番下の段)って指差してたけど、、、(-_-;;
まあ、今回は無事だったから良しとするか、、、

とにかく、郵便物(EMS)がなくなっても文句は言えなそうです。

え?扉に鍵?
そんな物あるわけないじゃないですか。(-_-)




【お知らせ】
番外編 第3話 「河回村」をアップしました。
手記ほぼ原文です。




2005年1月20日(木) 韓国の冬。 




ソウルもかなり寒くなってきたようですね。^^;
韓国人もさすがに寒そうです。

今日も、最低気温「−10℃」と冷え込んでいましたが、

俺、もうこの寒さに慣れました。
( ̄^ ̄)

夏の暑さには相当やられましたが、冬は意外と快適に過ごせています。

日本との決定的な違いを挙げるなら、

やはりオンドルの存在が大きいと思います。
注:オンドルはいわゆる韓国の伝統的な「床暖」です。

日本にいた時って、部屋の中がやたら寒かったんですよ。
それに比べて、韓国では外が何℃だろうと全く関係ないんですよ。
オンドルのおかげで、部屋の中はマジで暖かいです。^^

初めてオンドルを体験した時は、いきなり床が熱くなってきたため、
ビビって、下の階まで確認に行ってしまいましたが、、、^^;;

とにかくオンドルは「快適」です。(*^-^*)

しかし、下宿によってオンドルの温度に差があるので、
入居時には注意が必要です。
冬でも床が冷たいというひどい下宿もありますので、、、(-_-;

入居時には、そこに住んでいる下宿生に確認する必要があります。^^
韓国の冬を快適に過ごすためにも、必ず確認してください。^^



【予告】
明日、新聞の翻訳をアップします。
遅くなってすみません。m(_ _)m

あ〜、そういえば、明日は3分間スピーチがあったような、、、(=_=;)
準備しなきゃ、、、--;;




2005年1月21日(金) 新聞の翻訳A 



今日は以前から予告していた記事を紹介します。
おおまかな内容は知っていて、この記事を選んだんですが、

はっきり言って、失敗でした。

ちょっとツッコミを入れてやろうと思って始めたんですが、
記事も長く、今週はこの記事のせいで死亡していました。--;;
俺はまだハングルのタイピングが遅いので、、、

まずは本文を読んでみてください。m(_ _)m



국 립암센터 「이색마케팅」
国立がんセンター「異色マーケティング」

외국인 바이어 「암 검진 접대」 명소로
外国人バイヤー「癌検診接待」名所に

「욘사마 병실」 꾸며 일본인 환자 유치도
「ヨン様病室」設置し、日本人誘致も


@국립암센터가 외국인 바이어들이
건강검진을 위해 찾는 병원으로 떠오르고있다.

@国立がんセンターが外国人バイヤーが
   健康診断のために訪れる病院に挙げられている。


A국립암센터에 따르면 하루 20명을 대상으로 암 예방검진을 하는데,
   이 중 최소 한두 명은 외국인 바이어라는 것,
   국내 5대 그룹의 A회장은 얼마 전 암센터에서 암 예방검진을 받은 뒤
   「앞으로는 바이어에게 술 접대 대신 암 예방검진 을
   시켜주는 방안을 적극 모색하라」고 지시하기도 했다.

A国立がんセンターによると1日20名を対象に癌予防検診をするが、
  この中で最低1、2名は外国人バイヤーということ、
   国内5大グループのA会長は以前がんセンターで癌予防検診を受けたのち、
   「これからはバイヤーに酒の接待の代わりに癌予防検診を
   受けさせる方案を積極的に模索するように」と指示した。


B이 그룹은 요즘 주요 바이어에게 암 예방검진을 귄하고 있다.

Bこのグループは最近主要バイヤーに癌予防検診を勧めている。


C최근 주한 일본대사 부부도 이곳에서 암 예방검진을 받았다.

C最近、駐在日本大使夫婦もここで癌予防検診を受けた。


D국립암센터 박재갑 원장은
   「아직 시설이 부족해 희망자들을 제대로 수용하지 못하고있다」 며
   「2006년 국가암검진지원센터를 완공하면 본격적으로
   외국인검진을 확대할 방침」 이라고 밝혔다.

D国立がんセンター  パク・チェカプ院長は
   「まだ施設が不足して希望者を十分に収容できない」と、 
   「2006年国家癌検診支援センターを竣工すれば本格的に
   外国人の検診を拡大する方針」と明らかにした。


E박 원장은 재계 인사를 만날 때마다 「바이어 접대로 웰빙 식이어야
   한다. 술접대로는 고객을 감동시킬 수 없다」 는 말을 빠뜨리지 않는다.

Eパク院長は財界人と会うたびに「バイヤーの接待にwell being式で
   なければならない。酒の接待で顧客を感動させることができない」
   という言葉をかかさない。
注:well beingは最近韓国で流行っている言葉で、辞書的には「福祉」という意味です。
健康志向の食べ物やスポーツ等満ち足りた生活環境に関するものの総称だと思って下さい。


F그는 「한국에 가면 술 접대를 받을 수 있다는 인식이
   널리 퍼져 있는데, 국가 이미지에도 좋지않다」 며
   「만약 암 예방검진을 받아 암을 조기에 발견해 치료받으면
   그 바이어는 평생 고마워할 것」 이라고 말했다.

F彼は「韓国に行けば酒の接待を受けられるという認識が
   広く知れわたっているが、国家のイメージにも良くない」と、
   「もし癌予防検診を受け、癌を早期に発見し、治療を受けたら、
   そのバイヤーは生涯感謝するだろう」と言った。


G암센터는 외국인 검진을 늘리기 위한 각종 행사도 했다.

Gがんセンターは外国人検診を増やすための各種行事も行った。


H10월 반기문 외교통상부 장관과 주한 러시아・일본 대사 등
   15개국 대사를 초청해 암센터설명회를 했고,
   6월에는 100대 수출 기업 최고경영자(CEO)에게
   국립암센터의 국제진료 시스템을 소개했다.

H10月 パン・ギムン外交通商部長官(日本でいう大臣)と
   駐在ロシア・日本大使等15カ国の大使を招待して、
   がんセンターの説明会をし、
   6月には100大輸出企業最高経営者(CEO)に
   国立がんセンターの国際診療システムを紹介した。


I또 암센터는 「겨울 연가」에서 주인공 배용준이
   입원했던 738호실 「겨울 연가」 풍으로 장식했다.

Iまた、がんセンターは「冬のソナタ」の主人公ペ・ヨンジュンが
   入院していた738号室を「冬のソナタ」風に飾った。


J최지우와 배용준이 앉았던 벤치 등을
   일본인 환자 유치 행사에 사용할 계획이다.

Jチェ・ジウとペ・ヨンジュンが座ったベンチ等を
   日本人患者誘致の行事に使用する計画だ。


K암센터는 5700평 규모의 국가암검진지원센터에
   외국 국빈들이 머물 수 있는 병실도 마련할 계획이다.

Kがんセンターは5700坪の規模の国家癌検診支援センターに
   外国の国賓が泊まれる病室も準備する計画だ。


L박 원장은 외교부 관계자들에게 「국빈들에게 암 예방검진
   서비스를 제공하면 상당한 효과를 볼 수 있을것」 이라고
   설득하고 있다.

Lパク院長は外交部関係者に「国賓に癌予防検診サービスを提供したら
   相当な効果を得ることができるだろう」と説得している。





監修:ふぁよん







まあ、こんなところです。(-_-;
内容の評価はみなさんにお任せ致します。m(_ _)m


最後に、少しだけ、、、


酒の接待より予防検診?

酔ってんのか?お前ら!

どうせ、検診の後は酒飲むんだろ?

「国立」がんセンターが冬ソナだと?

お前ら、医療を何だと思ってんだ!

観光用のベンチばっかり作りやがって!


そんなんで日本人が来るとでも思ってんのか?

あんな絵まで載せといて、
4様の登場少なすぎだろ!


実はこれを一番言いたかった。(^_^;


えっ?言いすぎ?
そんなことないですよね?
あ〜、すっきりした。(*'-'*)


【お知らせ】
「新聞翻訳編」に、同時アップしました。







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