韓国留学日記


2005年3月19日(土) ツアー旅行@。



先週の金曜日の話なんですが、ツアー旅行に参加してきました。
留学が始まってから、ツアーに参加したのは、初の試みでした。

なんと、DMZに行ってきたんですよ。(*^^*)

一応、DMZについて簡単に説明をしておきます。

DMZ(DeMilitarized Zone、非武装地帯)とは、
軍事境界(分界)線をはさんで南北にそれぞれ2kmずつ設定された
軍事緩衝地帯のことです。
下の図で緑色の部分がDMZになります。




・북방한계선(北方限界線)
・군사분계선(軍事分界線)
・남방한계선(南方限界線)
・판문점(板門店)


ここは、ツアーに参加しなければ、来られない場所なんですよ。
そのツアーの内容は以下の通りです。

@臨津閣(임진각)---望拜壇(망배단)、自由の橋(자유의 다리)
A第3トンネル
B都羅展望台(도 라전망대)
C都羅山駅(도라산역)
D昼食
Eキャンプ ボニファス(CAMP BONIFAS)
FJSA(Joint Security Area)


俺と「たかし氏」の二人で申し込んだんですが、
他の日本人やアメリカ人と一緒にバスで回りました。

先に感想を言ってしまうと、

一度は行っておくべきだ!

そんな場所でした。
では、写真付きで紹介していきたいと思います。


バスの中は、日本人観光客や英語圏の観光客、
そして、日本語と英語のガイドが1人ずついました。

韓国語が分かる人なんていないと思っているらしく、
このガイドさん達は言いたい放題言ってました。

「あれ、領収書がないけど、どうしよう、、、」 ←客に渡すやつ。
「あ、お客さん全員乗ったっけ?」 ←バス出発後。
「チケット全部売り切れたって!どうしよう、、、」 ←DMZに入れない。

ある意味、観光よりもガイドさんのやりとりのほうが
見ごたえがあり、面白かったです。--;;


なんだかんだ言ってるうちに、臨津閣に到着。




望拜壇(망배단)。
名節に失郷民が集まって共同祭祀を行う。




自由の橋(자유의 다리)。
ちょっと見えにくいんですが、、、^^;;


休戦協定が結ばれた際、北から南へ約1万3千人の戦時捕虜が
「自由」を求めて、この橋を渡って以来、自由の橋と名付けられた。
ここ(臨津閣)から平壌まで221km。

この後、パスポートのチェックがあり、統一橋を渡ってDMZへ!



フェンスや鉄条網等、物々しい雰囲気。




第3トンネル入口。
この中に、入口があるんですが、延々下っていきます。
「헌병」は「憲兵」のことです。

長い坂を下ると、トンネルに到着。
暗く、狭いトンネルであるが、独特の雰囲気をもったトンネルでした。
少なくとも、俺はこんなに歴史的に意味のあるトンネルを
一度も通ったことはありませんでした。

写真を撮れないのが残念だったんですが、
壁にはダイナマイトを差し込む穴もあり、当時のまま保存されていました。

北が南を攻めるために掘ったトンネルとされており、
その理由などについて説明を受けた。

実際のところはどうか分からないのだが、、、

もしかしたら、本当に北が掘ったものかもしれないし、
発見された後に、北のものだと主張しているのかもしれない。

ひょっとしたら、北にも「南が掘ったトンネル」があり、
観光名所になっているかもしれない。

疑いだすとキリがないが、ひとつだけ思ったことは、

攻めるほうも攻められるほうも大変な時代だったんだなということです。




南北統一を願って。

次回、JSA等を紹介します。^^




2005年3月22日(火) 3級終了! 



今日で、3級の授業が全て終了しました。
韓国の生活に慣れてきたせいもあって、
変に苦労することもなく、快適に過ごせました。^^

この留学で、俺はすばらしい仲間を手に入れたし、
仲間を通じて、最高の思い出を作れたと思っています。

出会いというものは、本当に不思議なもので、
偶然なのか、必然なのかは俺には分からないけど、
とにかく、一番大事にしないといけないものだと思っています。

しかし、残念なことに、出会いがあれば別れもあるわけで、
俺の仲間は半数以上が、今週末に韓国を去る予定です。

今日は1、2時間目に授業があったんですが、
その時間に、カフェでひとりひとりにメッセージを書いていました。
みんなとの思い出が頭の中で浮かんでは消え、
気付くと、涙ぐんでいる自分がいましたが、
とにかく今の俺に出来ることは、
残り少ない時間を彼等と共に過ごすだけです。

今日は送別会があるので、とにかく後悔することのないように、
彼等と語り合ってきます。




2005年3月24日(木) ツアー旅行A。



北朝鮮領を見ることができる展望台は複数あるが、
今回はこの「都羅展望台」に行った。





都羅展望台(도라 전망대)。

韓国最北端にある展望台。
望遠鏡が設置してあり、北朝鮮を見ることができる。
たしか、1回500won(約50円)。
北朝鮮領の撮影は禁止。_| ̄|○



韓国軍兵士がこの展望台について日本語で説明してくれたが、
硬すぎる日本語で、いかにも軍人っぽい話し方が印象的だった。

暇だったので、ちょっと話をしてみると、
韓国外大出身で日本語を専攻していた。

逆に韓国語を話す日本人が珍しかったらしく、
向こうからかなり質問されてしまった。^^;;

かなり「良い人」そうで、短い時間だったが、楽しい時間を過ごせた。^^




都羅山駅(도라산역)。

京義線の南側最北端の駅。
北朝鮮の開城(개성)からわずか14.2キロの場所にある。
2002年2月にブッシュ大統領が来たことで知られている。

中には韓国軍兵士がいて、一緒に写真撮影も可能。





また、駅の外にいる兵士とも撮影できた。^^




たかし氏。


「旅行」ということで、妙にテンションが高くなっており、
うざいくらい話かけてみました。

NOC「あの〜、お名前は?」
兵士「XXXです。日本人ですか?」
NOC「はい。1日何時間位、ここで働いているんですか?」
兵士「4時間。」
NOC「寒くないんですか?」
兵士「寒いよ。今日は特に寒い。いや〜、寒い!」

この人達、結構ストレスが溜まってそうでした。^^;;

ソウルよりも北に位置しており、
この日は風が強く吹いていたため、かなり寒かったんですよ。

まあ、仕事ですからね。がんばってください。 ←他人事。


また、ガイドさんが気になることを言っていたんですよ。

どうやらこの都羅山駅には、
観光地にありがちな「記念スタンプ」があり、

ぜひ、パスポートに押してみてくださいと。

こんなただの記念スタンプをパスポートに?
大丈夫なのか?

たかし氏と相談していると、
係りのおっさんに勝手に押された。(-_-;







俺のパスポート。_| ̄|○
帰国の時が心配だ、、、


次回、JSAを紹介します。^^;;



【お知らせ】
番外編 第14話「全州」をアップしました。
旅行中の雰囲気をそのまま伝えるため、
手記をほぼ原文でアップしています。




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